今回のワークショップ題材は、河原が演出を手掛けたリーディング作品「一富士茄子牛焦げルギー」。
中学生のぼくとおとん、おかんの３人が繰り広げる全編関西弁のほっこり心温まる作品です。
台本を手にして演じるので、演技経験があまりない方も参加がしやすいワークショップとなりました。
お申し込み後に台本を参加者のみなさんに郵送していたため、事前にしっかり読み込んで当日を迎えられた方もいました。

1日目は参加者のみなさんの自己紹介やチーム分け、全体での読み合わせをしました。
初めて顔を合わせる方が多かったこともあり、緊張されている様子がありましたが、時間の経過とともに和み、大きな笑い声がレッスン場に響いていました。

2日目はチームに分かれて担当の場面ごとに台本を読み、河原からの指導を受け、参加者のみなさんが熱心に書き込みをしている姿が印象的でした。
舞台とドラマにおいての演技の違いや、場面が移っていく中で初めの場面とのつながりを考えること、感情の入れ方など貴重な話を聞くことができました。
後半は小道具も使いながら、舞台と同じ効果音をつけ、立ち位置の確認をして明日はいよいよ最終日。

3日目はこれまでの集大成として全体通しての発表。
効果音とのタイミング合わせや、感情表現、小物を使っての表現が加わり、学んだことを繰り返し稽古し、切磋琢磨している様子が見られました。

実際の上演台本を使ってのレッスンということで、3日間たっぷりと河原の演出に触れる貴重な時間になりました。

演技をやってみたいけど、どうしたらいいかわからない、同じ趣味を持った仲間が欲しい方などぜひお気軽にACTLABOをご利用ください。