12月8日(金)に開催しましたACTLABO Works vol.1 古田新太「動く篇」「話し篇」は、たくさんの皆さんにご参加いただき、盛況のうちに終了しました。
役者の仕事は、演出家や監督からの要求に即座に対応しなければなりません。
古田新太がワークショップ中に、常に心掛けていることとして「準備をしておく、フラットな姿勢でいること」と話していましたが、「動く篇」では、そんな実践で必要な基礎を体感していただきました。例えば、歩いている時に合図で「止まる」。これが意外と難しいのです。ほとんどの皆さんが「ピタッ」と止まれません。こういった小さな事が役者の基本であることを感じてもらう内容でした。参加者の皆さんからは「遊びから演劇の基礎に繋がっていくのがすごく面白かったです。」「スローモーション、少し難しかったですが楽しく参加させてもらえました。」等のご感想をいただきました。
今回、「動く篇」はACTLABOのレッスン生の方を対象としたワークショップでしたが、次回はもっと広く皆さんに体験していただける企画にできればと考えています。
「話し篇」は、古田新太の何でも相談室のイメージで企画しました。「お友達になりたいけどどうしたらいいですか?」「一緒に飲みに行くにはどうしたらいいですか?」といった質問もありましたが、やはり多かったのがお芝居に関する質問でした。ご参加いただいた皆様の質問にNG無しで全てお答えましたが、正直に回答して中には内容を書けない答えも…。ご自分の質問が読まれるとあって、皆さん熱心にお聞きいただいていました。
「動き篇」「話し篇」共に、ご希望の皆様全員と写真を撮って終了しました。
ACTLABO Works、次回は来春に実施すべく、只今計画中です。お楽しみに!